大阪のお好み焼き店 200席→40席で営業再開 来客10分の1も…「道頓堀から元気を」

大阪のお好み焼き店 200席→40席で営業再開 来客10分の1も…「道頓堀から元気を」

 「大阪モデル」の達成を受け一部の業種で段階的に休業要請解除が始まった16日、大阪では飲食店などが営業を再開した。

 なにわ名物・お好み焼き。大手チェーンの「千房」では先月9日から全店で臨時休業していたが、道頓堀ビル店がこの日営業を再開した。店内に響く「ジューッ」という音とソースの香り。常連客は「久々のお好み焼きや」と喜んだ。店長も「予想以上の反響。うれしいですね」と手応えを口にした。

 同社マーケティング部・小山佳昭氏によると、「通常土日の来店客は1000人弱ですが、今日は約10分の1」。ほろ苦い初日となったが、「お客様の笑顔や従業員が生き生きと働く姿を見ると、再開してよかったと思います」と話した。

 従業員は検温、マスク、消毒を徹底。各テーブルにあらかじめ置いていた皿も、その都度提供するように変更した。密集を避けるため200席のうち40席のみを使用。感染防止に努める。

 臨時休業の際、同社では「負けへんで 絶対ひっくり返したる」というポスターを製作。お好み焼きにちなんだ力強い言葉がSNSなどで大反響を呼び、同社にエールが多数届いた。再開に当たり、新たに「やったるで」の文字が躍るポスターを掲示した。

 小山氏は「大阪は食と笑いの街。ここ道頓堀から元気づけていきたい。そんな思いで、急きょ店を開けました」とナニワ商人の心意気をみせた。だが同時に、「道頓堀は外国人観光客が戻って来ないと正直、厳しい。まだまだ時間がかかるでしょうね」とシビアな現実も見据えていた。

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