安倍首相の地元新年会、ことしは中止 「会費安い」と批判 後援会「新型肺炎対応で帰郷できず」

安倍首相の地元新年会、ことしは中止 「会費安い」と批判 後援会「新型肺炎対応で帰郷できず」

 長門市湯本温泉の老舗旅館「大谷山荘」などで例年開かれる安倍晋三首相(山口4区)の新年会について、主催する地元後援会は4日、ことしの開催を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大への対応で首相が帰郷できなくなったためとしている。

【写真】老舗旅館で開かれた2016年12月の日露首脳会談

 安倍首相にとっては昨年11月に通算在職日数が歴代最長となって以降初めての「お国入り」となるはずだった。新年会は今月8、9日に長門市と下関市の計3会場で後援会が計画。9日には父の故晋太郎元外相の墓参りも予定していた。

 後援会などによると、長門市の新年会は大谷山荘であり、例年約800人が参加。会費は1人3千円。同旅館は日ロ首脳会談の舞台にもなり、ロシアのプーチン大統領も宿泊している。地元の市民団体からは「高級旅館で飲み放題なのに安すぎる」「首相だから優遇されているのでは」などの批判の声が上がっていた。

 下関市の安倍晋三事務所の阿立豊彦秘書は「新型コロナウイルス対応で総理が帰郷できなくなり、全ての日程が中止となった。それ以外の理由は聞いていない」と説明している。

 また安倍首相はこの日の衆院予算委員会で野党議員から新年会の会費の妥当性などを問われ「収支はトントンになっている」「私の新年会は少しですが利益は出ていた」などと述べ、後援会の収支が赤字ではないことを強調。政治資金収支報告書にも記載しており、対応に問題ないとの認識を示した。 中国新聞社

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